
使用前

使用後

と、いうことで、ロンロン、フルコートをカットダウンいたしました。
と、いっても、ボディ部分だけ1cm位の長さにカットして、頭と四肢のコートは前の長さのまま残しています。
なんだかやけに足が長いですね。
カットしたあと、数日余寒が続き、ロンがくしゃみを連発したので羽織ものを着ておりますが、この格好で散歩したところ、「あ、馬だ!馬みたいな犬だ!」と言われました。
う~ん、そう言われてみればクライズデールに似ているかもしんない。
で、どうしてカットダウンに至ったかと申しますと…

カットダウン直前のロン。この後チョキチョキしました
1年半くらい前から、首のちょうど人間でいえば喉仏の下にあたる部分に大豆くらいのふくらみができたロン。
脂肪腫かな?と思い、しばらく様子を見ていたところ、そのできものは急激にではないものの、大豆からおたふく豆、そら豆サイズへとじわじわと大きくなっていきました。
そうこうしているうちに、昨年の夏の猛暑。
8月9日の記事、「ゲゲゲのロンロン」 にあるように、脱水症状で倒れたロン。
この記事を書いた時点では一時的に症状は収まったのですが、その次の週また脱水症状を起こし倒れ、回復してはまた倒れ… で結局9月半ばまで体調不調は続きました。
例年にない酷暑の夏は、クーラーの効いた室内にいても、ロンにとっては過酷な環境だったようです。
そんな中、前後してロンロンのパパ、カイザー君と、遠い血縁のアフガン君の訃報が入り、
ロンはまだ5歳だけど、いろいろと考えさせられる状況でした。
秋になり、体調もすっかりもとに戻ったロン。
気になる腫瘍については、主治医の先生と相談して健康上のリスクをなるべく減らすため、切除することに。
穿刺細胞診では、血管腫でたちの悪いものではないようだが、詳細は切除した患部組織を分析しなければならない。
切除手術は患部が首であり、動脈に近いため全身麻酔で行う。
手術前には首から胸フロントのコートを短くする必要あり。
手術は3月25日に決定。
手術のあとはしばらくシャンプーもできないし、4月下旬になると30℃になったりもする富山の春。
もう、脱水症状で苦しむ姿は見たくない。
折しも、この未曽有の災害。
カットしたらスタンドドライヤーの稼働時間も短くなるし、節電にも貢献できるね。
では、やっちゃいますか!

と、いうことで、こんなのになりました。
手術は先日無事終了。切除された腫瘍は小さめのイチゴ位でした。
細胞診の結果と抜糸は来週になりそうですが、傷口の回復は順調です。
画像で付けているネックウォーマーは患部の保護用。しばらくカラーはできないのでハーネスを着用。
足のコートはしばらく温存予定ですが、夏の暑さ次第では… です。
カットされたロンロンは、なんだか体が軽くなったらしくご機嫌さんです♪