ふぉと@えくうす

2匹の犬と暮らしながら、北海道・青森の原野の馬を撮影しています。 平成18年、キャノンギャラリー銀座・札幌で写真展「最果ての馬-根室・青森」を開催いたしました。次回の個展に向け鋭意撮影中です

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日本の馬~どさんこ~

今日の一枚
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原野を駆けるどさんこ   北海道 根室市

「どさんこ」は、正式名を「北海道和種馬」といい、現在日本に8種類いる日本在来馬の一つです。
北海道で馬が飼育され始めたのは15世紀ごろの松前地方で、青森県下北地方の豪族だった蠣崎蔵人が、南部氏との戦いに敗れて北海道に渡り松前家の開祖となった時に持ち込まれた「南部馬」であったとみられます。広大な北海道で、馬は重要な交通手段になっていきました。

一方、江戸時代になると北海道ではニシン漁やコンブ採集が活発になります。漁の為本州から来た人々は夏、荷駄の運搬のために南部馬を連れて来ては荷役に使いますが、季節労働が終わると放置して帰郷します。翌年も新しく馬を連れて来ては捨てて行き、その繰り返しで捨てられた南部馬たちは冬はミヤコザサの葉などを餌にして生き延び、自然交配によって子孫を増やし、気候風土に適応するように変化していきました。

粗食に耐え、剛健で忍耐強い気質のどさんこはこうやって形成されました。19世紀初めの『松前志』や18世紀末の『東遊雑記』に、南部馬とはやや異なる資質をもつ蝦夷地の馬についての記事がみられ、この頃には既に種として成立していたと考えられます。

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このような起源をもつどさんこは、体高が130cm前後と小型で、乗馬としては「側対歩」という左右の前足と後ろ足を同時に出して走る歩様が出来ることから上下の揺れもあまり感じず乗りやすい馬です。背中に荷物を積んでも荷くずれしにくいので、昔は駄載馬として活躍しました。現在では湿原トレッキングなどの力強いパートナーとして活躍中です。
釧路、鶴居村のどさんこ牧場では、乗馬経験がなくても当日の練習だけで湿原にトレッキングに出かけることができます。私も撮影の合間に乗りに行ったことがありますが、人間が徒歩で近寄ると逃げてしまうタンチョウも馬に乗っていくと平気な顔をして真横で餌を探しており、野生動物との距離をより近く感じることが出来ます。

北海道開拓の大きな力となったように、どさんこは湿原ではカヌーのように優れた機動力を発揮します。そのうち、軽いカメラ一つ首から下げてどさんこに乗ってのんびりと道東を旅してみたいな、と思っています。
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テーマ:動物の写真 - ジャンル:写真

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Author:えくうす
えくうす:管理人。馬と犬を愛する大台に乗った女。
アレックス:管理人の長男。2005.1月2日生まれのコリーサイズのシェルティー。毛色はバイブルー。管理人と生月日干支が同じ。
ロンサール:管理人の次男。2005.6月3日生まれのわがまま甘えたのアフガンハウンド。毛色はレッドブラックマスク。

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