ふぉと@えくうす

2匹の犬と暮らしながら、北海道・青森の原野の馬を撮影しています。 平成18年、キャノンギャラリー銀座・札幌で写真展「最果ての馬-根室・青森」を開催いたしました。次回の個展に向け鋭意撮影中です

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胃捻転

ロンの幼馴染、スタンプーのピノちゃんが亡くなりました。
ドッグランで急に調子が悪くなり、急いで病院に連れて行ったものの手遅れになったそうです。

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ランで遊んでいるうちに、何度か嘔吐の仕草を見せ始め、しかし吐瀉物は何も出てこず、見る見るうちに具合が悪くなっていったとのことで・・・



・・・多分、この症状を聞いただけでハッとされている方がいらっしゃると思います。
胃捻転。
ピノちゃんの命を奪ったのはこの病気でした。


「胃捻転とは、犬の腹部に、急激に「空気」や「ガス」がたまり(胃拡張)、その後、何らかの原因によって胃が回転しねじれてしまうこと。その「ねじれ」によって胃の入り口(食道)と出口(幽門・小腸との間)がふさがり、パンパンに膨らんだ胃は機能しなくなり、壊死してしまう。膨張した腹部は胃の周りの臓器や静脈をも圧迫し、あらゆる組織が急速に破壊され始め、その結果、胃や胃の周辺臓器の多機能不全などが起こる。
食道が塞がっているので、犬はゲップして空気やガスを外に出すことも、吐き気があっても吐くことができない。血液も正常に流れなくなり、不整脈を起こすこともある。ただちに処置をしないと、昏睡状態になり死亡する。」



えるぐれあさんはこの病気と何回も戦ってきておられます。
そのほかにもこの病気でお友達ワンコとの別れを経験されている方もいらっしゃると思います。


わたしも、胃捻転の恐ろしさをえるぐれあさんや友人のサイトで聞いていましたが・・・まさか、こんな身近に突然起こりうることだなんて・・・今回その怖ろしさを思い知らされました。

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「胃捻転は、一般的に胸部や腹部が深くくびれていて体の幅が狭い大型犬種、また、超大型犬種で起こりやすい。また、発症は雄に多い傾向がある。

胃捻転のリスクが高い犬種
大型犬:グレート・デーン、ドーベルマン、セッター(アイリッシュ・イングリッシュ)、ワイマラナー、スタンダードプードル、ニューファンドランド、コリー、シェパード、アフガンハウンド・秋田犬
中型犬:コッカースパニエル、シェルティ
小型犬:ミニチュアダックスフンド、トイプードル
一度胃捻転を起こした犬では再発するリスクが高い(一度起こした犬は、再発率が100%とも言われている)
胃捻転は遺伝しないが、親子・兄弟姉妹など、非常に近い血縁で発症した場合リスクは3~4倍と非常に高まる。臓器周辺の組織など胃捻転を起こしやすい「体格」が遺伝するのか。」



アレックスもロンも胃捻転のリスクの高い犬種で、食前食後の運動には日頃気をつけていたのですが、調べていくうちに胃捻転の発症はあらゆるところに潜んでいることに愕然としました。


「胃捻転の原因
・食事と水の大量摂取
ドライフードは胃の中で急激に水を吸って膨らむ。胃拡張の原因となるガスが発生しやすくなり、胃捻転が起こりやすい状態を作り出すため、1度に多量のフードを与えたり、食前・食後に大量の水を飲ませないことが予防法。
・空気を飲み込む
ゲップやオナラの回数が多い犬ほど、胃捻転を起こしやすい。胃腸の状態を最適に保ち、ガスを発生させやすい食事(大豆を使用したフード、脂肪分が高すぎる食事)は避ける。
空気を飲み込まないように高い位置で食事させない(高すぎる食器台を使用しない。犬の首が水平な状態で食することができる程度の高さのスタンドに食器を乗せて与える)食器も深い皿は、浅い皿で与えるよりも空気をたくさん飲み込むので危険である。
・カルシウムの過剰摂取
 ドライフードで必要なカルシウム分は補えているため、過カルシウムにならないよう食材を検討する」




胃捻転。
これは病気というよりは事故・天災に近いものです。日常的な注意によってかなり予防できるとはいえ、いつ我が家の犬達に襲い掛かってくるか分からない災害。


この病気から助かるためには、発見次第緊急手術で開腹し、胃内のガスを抜く事と周辺諸臓器の生存性を確認しなければならない・・・飼い主が捻転直後のイヌに気付き、迅速な治療が行う事が出来た場合に生存率が上がるとのことですが・・・
ピノちゃんを居捻転と診断したI・H病院は開腹手術を行っていませんでした・・・。


陽気で皆の人気者だったピノちゃん・・・2歳8ヶ月という余りに早すぎる突然の旅立ちに、今はただ、苦しむことなく安らかに・・・とご冥福を祈ることしか出来ません。
ピノちゃん・・・
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テーマ:☆多頭飼い☆ - ジャンル:ペット

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コメント

胃捻転本当に怖いですよね。
私もトリマーをしていた時
お店で飼っていた老犬のハスキーを
胃捻転で亡くしました。
ちょうど店長がドッグショーに出陣で行ってる間に調子が悪くなり
お店に1人だった私は泣きながら車に乗せ
病院に走りましたが間に合いませんでした。
胃捻転には気をつけていましたが
運動前後の食事などが原因と
思っていましたが他にこんなにも
注意する事があったんですね。
クールはゲップをかなりするので
心配です・・・
勉強になりました。ありがとうございます。
可愛いピノ君、安らかに眠って下さい。

  • 2008/04/18(金) 16:03:03 |
  • URL |
  • えりちゅう #-
  • [編集]

凜は会えなかったんだけど、前にバニラ(お友達のレバフラ)と立山で遊んだときに凜が来る前にバニラはピノちゃんと遊んでいたらしいです。
なので全く知らないわんこと言う気がせず・・・飼い主さんの心中いかばかりかと・・・まずはご冥福をお祈りいたします。


実はフラットもあんがい胃捻転多いのです。
しかもフラットの中でも凜は胸が深い方で見幅もかなり細めです、去年母と父が相次いで胃捻転で亡くなっています。
もともと胃腸の強い子ではないのかよく吐く子でした。
最近はk先生との連携での胃腸強化に望んで吐くことはほぼなくなってきていますが・・・。
いまだに3食にわけ小分けにやっています。
前はそれでぬるま湯でふやかしてたくらいなんですが余り過保護すぎてもと、また胃腸強化が進んでいるようだし今はふやかしてはいません。
でも遊びに行く日はできるだけ早くそして少な目のごはんに抑えるようにはしています。
かといってごはんや水の飲み過ぎだけのことではないのですよね、ほんとに怖いです。
アレックス君もロン君も、凜も、みんななにごともなく犬生全うして逝くときは老衰で逝ってくれることを願ってやみません。

  • 2008/04/18(金) 17:50:59 |
  • URL |
  • chababa #Mt7Q6VEg
  • [編集]

えりちゅうさん

ありがとうございます。
胃捻転・・・えりちゅうさんも経験されていたんですね。私のおばの家のハスキーも老齢になって胃捻転で無くなりました・・・。
もともとリスクの高い犬種であるアフガンは高齢になったら更にリスクが高まるので、もっと気をつけなければなりませんね・・・。
もはや、病というよりも事故に近いこの病。
せめて、異常のサインを見落とすことの無いように努めたいですね・・・。

  • 2008/04/18(金) 21:39:02 |
  • URL |
  • えくうす #-
  • [編集]

chababaさん

ピノちゃん、わんちゃんの広場の名物ワンコでした。お友達もイッパイいて・・・
なんでピノちゃんが??と信じられない思いが消えません。
凜ちゃんも、胃捻転ではリスクの高い方にランクされるフラット・・・。大型犬の宿命とはいえ、残酷な病ですよね。
今度、K先生の検診の時に、胃捻転についてうかがってみようと思っています。
皆日々何事も無く暮らして、別れるときは穏やかに迎えたい・・・
そのために出来るだけのことをしていきたいですね。

  • 2008/04/18(金) 21:45:03 |
  • URL |
  • えくうす #-
  • [編集]

ショックが大きく、一晩寝ても言葉が見つからない。

  • 2008/04/18(金) 22:52:18 |
  • URL |
  • さくら・だ・ふぁみりあ #8ZSYwliE
  • [編集]

さくら・だ・ふぁみりあさん

悪い夢であって欲しい・・・何度もそう思いました。今はただ、安らかに眠って欲しい・・・そう願うことしかできません

  • 2008/04/19(土) 21:59:40 |
  • URL |
  • えくうす #-
  • [編集]

初めまして。
胃捻転を検索していたら、このブログを見つけました。
先週、5月14日の水曜に、ゴールデンレトリバーの老犬タロウを胃捻転で死なせてしまいました。この子は、5月2日に、家の前の畑で草に絡まり動けなくなっていたのを保護したのです。右目は赤くただれていて、左目は白内障でほとんど両目が見えず、耳も遠く、足もよぼよぼで、おなかの辺りもがりがりにやせていました。迷子札も無く、ただ鎖が首に巻きついていただけでした。こんなに年を取ってから、飼い主に置いていかれたのか、それとも迷子になったのか・・こんな老犬を捨てたのなら許せないと、怒りと涙にくれながら家に連れて行きました。私の家には、野良だった(捨てられた)猫を保護したのが10匹いますが、犬は初めてでした。この子はとても人なつこくて、性格の良い子で、私はすぐに大好きになりました。ほんとに可愛くていとしくて、いつもタロウタロウで、タロウもとってもなついてくれて・・姿を見て一緒にいるだけで幸せな気持ちになっていました。
でも、あの日、朝ごはんは元気に食べたのに、私が午後は仕事で目を離していたら、夕方にはぐったりしていて・・夫と動物病院につれていったものの、胃捻転で時間が経ちすぎているのでもう助からないと言われ・・家に連れて帰って、ずっとお腹をさすっていましたが、帰ってから2時間足らずで死んでしまいました。あまりにあっけないお別れでした・・。
死んでから、胃捻転について調べれば調べるほど、私の無知でフードをあげすぎたことが原因だったのではないかと、自分を責める日々です。
ほんの二週間足らずの時間でしたが、子供の頃から犬が大好きだった私にとって、タロウはかけがえのない存在になっていました。一緒にいた時間の長さは関係なく・・魂でしっかりつながっていました。
今はただただ、自分の無知が悔しく悲しいです。

むーさん

月曜日にコメントを頂いていながら、確認が遅くなってお返事が遅れて申し訳ありません。
タロウくんとはつらいお別れでしたが、タロウくんは短い間でも最後の日々をむーさんと過ごすことが出来て、とても幸せだったと思います。自分に対して無償の愛を注いでくれる人を犬は敏感に見分けますから…。
むーさんとタロウくん…。2週間という短い期間でも、ソウルメイトとしての関係を築けるなんて、とてもうらやましいです。
タロウくんは幾つくらいだったのでしょうか?老犬になると、寝返りを打っただけでも胃捻転を起こす原因になると言われています。ましてやいままでどんな環境に置かれていたか判らないタロウくんですから、以前から疾患があったのかも知れません。
ですから、むーさんも自分を責めないで下さい。タロウくんはきっと虹の橋のたもとでむーさんと再び会うのを楽しみにしているはずです。自分のせいでむーさんが苦しんでいるのを悲しむのではないでしょうか?

  • 2008/05/23(金) 23:11:40 |
  • URL |
  • えくうす #-
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プロフィール

えくうす

Author:えくうす
えくうす:管理人。馬と犬を愛する大台に乗った女。
アレックス:管理人の長男。2005.1月2日生まれのコリーサイズのシェルティー。毛色はバイブルー。管理人と生月日干支が同じ。
ロンサール:管理人の次男。2005.6月3日生まれのわがまま甘えたのアフガンハウンド。毛色はレッドブラックマスク。

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