
これから寝台特急「日本海」で↑の撮影のため青森に向かいます。
「日本海」は大阪〜青森間の日本海側を走る唯一の寝台特急列車。かつて、この区間をつなぐ夜行列車は「日本海」、特急「白鳥」、急行「きたぐに」がありましたが、廃止・運転区間短縮で、青森までの直通は残ったのは「日本海」だけ。
更に2008年3月のダイヤ改正で2往復が1往復となり、私が愛用していた個室A寝台が廃止されました。
全国的にブルートレインが廃止の方向に向かう中、数年後の廃止も囁かれています。
思えば去年の青森行き。富山→青森間を個室A寝台の暖房故障で寒い一晩を過ごした時、「ああ、老朽化しているんだなあ・・・」なんて実感しました。
しかし、その寒い一夜が個室A寝台の最後の思い出になるなんて。(いや、帰りの個室はちゃんと暖房効いてましたよ)
今晩乗るのは開放A寝台。初体験です。
下段を予約してあるのですが・・・果たしてちゃんと眠れるのか??

実は青森下北撮影に行き始めた20世紀末頃はB寝台を利用していました。私は比較的どこでも眠れるタイプなのですが、寝台には荷物を収納するスペースがわずかで、機材と荷物が増えるに従い眠るスペースが狭くなり、眠るのが一苦労。
そして、ある年のこと。
その日4時に起きで早朝からの撮影と下北→青森までのドライブをこなし、疲れ果ててたどり着いたB寝台。さて寝ましょうと思って乗り込むと・・・
そこにはやけにガタイのでかい高校生男子の集団が!
青森発は午後7時半。まだまだ元気な彼ら。通路でガヤガヤ騒いでいます。どうやらこの車両のほとんどが彼らの指定のよう・・・。
・・・午後9時
まだ騒いでいる。
・・・午後10時
まだ騒いでいる。
いい加減寝てくれ〜!と思ったところに救世主。ゴツイガタイの引率の先生。
「おりゃあ、おめえらいい加減に寝れ!迷惑掛けんな!」
鶴の一声に大人しくなる体育会系。
「センセー、何号車?」
「おれは個室A寝台だ」
「あーズルイズルイ!」
「馬鹿やろう、オレはこんなちっこい寝台に入んないんだよ、エコノミー症候群になる」
「センセー、オレもエコノミー症候群になる」
・・・そうでしょう。みんな身長180cm超え〜の体重80kg越え〜のゴツイガタイですもんね。
「じゃあ、寝ろよ!」
の一声に寝台に入り始めた体育会系。
下段の私の寝台の上段にも・・・。
ミシッ、ミシミシミシミシっ!
ひ〜 天井が抜ける〜@@
上が動くたびにミシミシミシミシっ!
ひ〜圧迫感!
そして次第に周りから聞こえてくる不吉なメロディ。
グォーグーグーグーグーグーグーグーグーグー
グォーグォーグォーグォーグォーグォーグォーグォー
それは次第に大きくなり・・・ 大合唱に・・・
グォーグーグーグーグーグーグーグーグーグー
グォーグォーグォーグォーグォーグォーグォーグォー
グォーグーグーグーグーグーグーグーグーグー
グォーグォーグォーグォーグォーグォーグォーグォー
グォーグーグーグーグーグーグーグーグーグー
グォーグォーグォーグォーグォーグォーグォーグォー
まるでウシガエルの群れに囲まれたアマガエル状態。
体育会系男子の引率のセンセー、ズルイ。
これが分かっていたから個室A寝台予約したんでしょ〜!

結局朝5時に富山に着くまでウトウトとしか眠れず、朦朧としたまま8時半に職場へ出勤したのでした・・・。その日仕事にならなかったのは言うまでもありません。
・・・それ以来、個室A寝台を利用していたのですが、今晩は開放A寝台。
B寝台ほどの密度はないといえ、果たしてどうなるやら。
青森までの10時間、スローな旅を楽しみたい??と思っています。

